【 縁結び 】 の正しい意味、お伝えします!
「縁結び」と言えば、恋愛成就のイメージではないでしょうか。
しかし、「縁結び」本来の意味は、
大切な人やモノが離れないようにする
ポイントは、モノにもご縁があることです。
例えば、
- 就職した会社
- 住んでいる街
- 車
あなたが「 大切にしたい 」「 大切にされたい 」と感じたモノには、ご縁があります
大切なご縁が離れないように「縁結び」をお願いする。
そうすることで、きっと願いは通じるでしょう。
今回ご紹介するのは、貴船明神(石川県金沢市)です。
縁結びと縁切り、2つの顔を持つ貴船明神。
上手にお参りするコツをお伝えします。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
貴船明神の縁結び
金沢中心地の路地裏「せせらぎ通り」。
鞍月用水が流れるそばに、貴船明神があります。
神社より規模は小さく、「社」という表現が合う気がします。
立派なアカマツが、貴船明神を隠すように守っている。
そんな印象です。
貴船明神は、京都の貴船神社の末社。
つまり、貴船神社(京都)と同じ神様が祀られています。
貴船神社(京都)同様、ご利益は「縁結び」です。
貴船明神の縁切り
時は江戸時代。
加賀藩重臣の1つ、村井家。
その村井家の主人が浮気をしたことから話は始まります。
村井家の奥様はとても嫉妬深い方で、
と遺言を残され、亡くなります。
よほど、主人の浮気(裏切り)が辛かったのでしょう。
奥方は死後、ここに祀られて「縁切りの神」となったとされています。
人やモノとの縁切りも、大切なことです。
縁切りがプラスになるようなお願いをする
例えば…
- 悪運との縁切り
- 過去の自分との決別
- お酒やタバコをやめる
過去を振り返り、縁切り祈願もされてはいかがでしょうか。
貴船明神の参拝ポイント
お参りのポイントは2つ!
【 ポイント1 】貴船明神への入り方
貴船明神へは、お願いする内容で入り方が変わります。
・縁結び…下流から上流に向かって歩き、橋を渡る
・縁切り…上流から下流に向かって歩き、橋を渡る
鳥居前での、一礼もお忘れなく。
【 ポイント2 】社を間違えない
縁結びは貴船社(大きい社)
縁切りは玉姫社(小さな社)
で、お参りしましょう。
- 貴船社は、京都の貴船神社の流れをくむ社
- 玉姫社は、村井家の流れをくむ社
お間違いのないように。
【 縁結びと縁切り 】どちらもお願いしたい場合は?
一旦、せせらぎ通りに出て、2回目のお参りして下さい。
順序はどちらからでも構いません。
最後に
知る人ぞ知る、金沢のパワースポット「貴船明神」のご紹介でした。
ご縁は、人にもモノにもあるものだと、お伝えできたかと思います。
お願い事は事前に決めておくことをおススメします。
- 貴船明神への入り方
- 社を間違えない
参拝のポイント2点は、お間違えなく。
悪縁を断ち、良縁に恵まれることをお祈り申し上げます。
参拝時間は自由参拝となっています。
駐車は、コインパーキングを利用することになります。
社務所はなく、御朱印やお守りなどはありません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。