へっぴり腰で難関トンビ岩【奥医王山(医王山)】 / たつさんの前山(石川県)・蛇尾山・白兀山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
2022年11月12日、「医王山(石川県金沢市)」に行ってきました。医王山の標高は939m。
ちなみに、「いおうざん」ではなく、「いおうぜん」と読みます。
医王山は、
・日本三百名山
・新花の百名山
に選定されています。
出発は石川県金沢市側の西尾平登山口。朝8時30分に到着したものの、駐車場はすでに満車状態でした。やはり、紅葉の時期はいっぱい。
今回のルートは、
西尾平駐車場→前山→白兀山→蛇尾山→奥医王山→白兀山→大沼→トンビ岩→西尾平駐車場
最高の秋晴れ
「本日は晴天なり」
「本日は晴天なり!」
「本日は晴天なりー!!」
最高の秋晴れ!…。
紅葉をこの目でしっかり見たかったから、気分もめちゃくちゃ上がる↑。
西尾平駐車場からスタートします。
前山と白兀山までは比較的、緩やかな登山道が続きます。
(白兀山が一般的に医王山と呼ばれているようです)
白兀山から蛇尾山へ向かう途中、少し、登山道から外れた場所に「ダオ・テラス」があります。
ダオテラス
登山道から少し脇に入った場所に「ダオテラス」があります。
蛇尾山にあるテラスで、ダオテラスか…、いいネーミングセンス!
ベンチは、大人2人で座って丁度いいサイズ感です。
ベンチに座って、素敵な景色を眺めることができますよ。
ダオテラスを作って下さった方へ「ありがとうございます」!。
たくさんの方が、個性的な思い出を残されていました。
なぜか、コーヒー関連の絵が多いのは、気のせいかな?
ペンは置いてありますが、しっかり思い出を残したい方は、ペンはご持参した方が良いです。
ダオテラスの木に「オニヤンマ」!。本物と思わせるほどのクオリティ。
奥医王山までは急坂
ダオテラスからしばらく進むと「夕霧峠」。
夕霧峠…、、、名前がきれい。
さて、夕霧峠から奥医王山に向かいます。
しかし、行く手を阻む「階段」。登れど登れど進まない。
急こう配、段差が高くて、なかなか足がテンポよく進まなかった。
見返り坂までは看板が設置されてて、励みになりました。
枯れ葉でいっぱいの龍神池。枯れ葉がなければ、もっときれいかも。
写真の右に光る青い光。龍神様が来られたのでしょうか?
奥医王山山頂
龍神池からもう少し頑張ると、奥医王山へ到着できます。それほど大きなスペースはなく、4~5組ほどが座れるようになっています。
そして、三角点より少し離れた所にいらっしゃいました。
「白山医王大権現、この地に祀る」。
医王山の神様です。
「金沢」という地名の由来となった、夫婦神でございます。
トンビ岩へ挑戦
奥医王山をあとにし、トンビ岩方面へ足を進めました。
大沼近くになると、落ち葉もかなり濡れていて滑りやすかったです。
大沼周辺はまだ何とか紅葉が残っていました。水面に反射する紅葉も良かった…。
素敵な景色に出会うことができて、幸せでした。
大沼から見上げると、そこには、切り立った断崖絶壁がある。
先がとがった岩、こちらが「トンビ岩」と呼ばれています。
大沼で、記念撮影していた大学生に尋ねてみると、
さっき、トンビ岩の先っちょまで行ってきました。
と、サクっと話していました。
大学生、信じられんわ…、どんな強い心臓の持ち主なん?
トンビ岩にチャレンジする前に「三蛇ヶ滝」をチラ見。
滝の音だけ聞いて、精神を落ち着かせる笑。
いざ、トンビ岩へ!
しばらく行くと、鎖場の連続。
鎖は途中で切れているという情報もありましたが、新しい鎖が新調されておりました。
登ってみると、
- 高度感がある
- 足の置き場が狭い
- 足の置き場というより、引っかけるだけの所もあった
- 快晴でしたが、濡れている箇所あり
- てっぺんまで、休憩する場所なし
- 落下物や落石をしないよう注意が必要
- できれば滑り止め用の手袋を準備したい
と、いうことを感じました。
鎖に頼りすぎないことを意識して、必死の思いで何とか登り切った!
登り終えると、足がパンパンでした笑。
私とは真逆のルートで、トンビ岩を下っていくオジ様と出会いました。
オジ様曰く、
足、引っかけるとこ見えんし、分からん!
と話されていました。
つまり、
トンビ岩まで来れたけど、ビビりすぎて、この先に行くことができませんでした。
結構、岩の先まで行って、記念撮影されている方が多いようですが、私は無理でした。
岩の先には、また次回、挑戦したいと思います。
難易度
登山初心者の私が、実際に体験して、考えた難易度は…。
トンビ岩を含めた難易度は、★★★☆☆
トンビ岩を含めない難易度は、★☆☆☆☆
やはり、トンビ岩の存在は大きく、かなり高度感がありました。
ですが、トンビ岩を経由しない登山だと、「登りやすい山」だと思います。
医王山は、トレイルランニング、登山、自転車など、いろんな楽しみ方ができる山です。
登山者も多く、安心ですし、それぞれの技量で楽んで下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。